クリーニング科紹介

 クリーニング科では、「作業の丁寧さ手早さ、お客様を意識した心地よい接客」「同じ仕上がりを目指し取り組み続ける姿勢」を大切な指導の観点として行っています。

 3年間の作業学習では、一人で仕上げる作業、仲間とコミュニケーションを取り、協力しながら仕上げる作業、他学年と組み、教え学び合う合同作業など、様々な形態の作業を行います。その中で、作業手順を覚え、自分の役割を理解し最後まで責任を持って取り組む姿勢を経験を通して学んでいます。

 

【クリーニング科の目標】

  クリーニング作業全般及び接客の学習を通して、勤労の体験を豊かにし、その意義を理解させると共に、職業自立など社会自立に必要な基礎的・基本的な能力を高め、実践的な態度を育てる。

 

【クリーニング科の取り組み】

 1 ホームクリーニング

 作業工程(マニュアル)を覚え、同じ仕上がりになるように繰り返し行っています。

 ・アイロン 

 業務用アイロンを使用し、作業ズボン、ワイシャツなどを仕上げています。

 ・プレス  

 大プレス、小プレスを使用しています。シーツの形状に合わせて仕上げていきます。

 ・じゅうたん 

 最大6畳までのじゅうたんを、三人一組でリーダーを中心に声を掛け合い協力しながら仕上げます。

 

2 ビルクリーニング

 ・窓清掃  手順に沿って、一枚一枚丁寧さと手早さを意識し仕上げます。

 ・廊下清掃 乾式モップでほこりやごみを取り、糸モップで濡れ拭きを行い仕上げます。

 ・交流学習 近隣の小学校や高校にビルクリーニングの技術を伝えることを通して交流を行っています。

3 接客

 お客様が心地よく感じられるような接客を大切にしています。

実習室に訪ねてきたお客様には、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の挨拶、配達では、「ありがとうございました。また、よろしくお願いします。」と感謝の気持ちを伝えることが出来ることを目標にしています。

 

4 アビリンピック北海道大会(ビルクリーニング部門)

  障がい者が技能を競い合う大会で、2年生が出場しています。